学校を辞めたその先は本人次第です

September 16, 2018

学校を辞める理由の多くは不登校が原因ですが、成績不振で辞める生徒もいます。

 

例えば、私立中学校のカリキュラムは公立中学校と比べてかなりハードです。

 

公立中学校は中学課程を3年間でじっくりと習わせますが

私立中学校は中学課程を2年間で終わらせます。

 

当然、私立中学校ではこのペースの速さについていけない子どもが多数出てくるわけです。

 

一度授業についていけなくなると、授業で先生が何を言っているのか分からなくなるため、定期テストで点数をとることが当然出来なくなってきます。

 

 

今回は、そのまま同じ学校の高等部に内部進学し、高校2年生に入る前に学校を辞めてしまった生徒の話です。

 

その生徒は中学2年生の春くらいに通塾をはじめましたが

塾に通い始めてからも定期テストで点数は振わず、毎日学校の補習に強制参加です。

 

毎日、朝早くから夜遅くまで学校に居残る姿を見た保護者は、高校から学校を変えることを考えました。

けれども、本人が今のまま学校を続けたいと言うので、結局同じ学校の高等部へ進みます。

 

しかし、高校生になっても状況は改善されずむしろ悪化し、弱音を吐かずに頑張ってきたその子も、ついに夏過ぎには鬱の症状が出てきます。

 

「学校が楽しい」から「学校に行きたくない」に変わり、最終的に、私も保護者も学校を変えることに意見が一致。

 

学校を辞めることが決まってからは、その生徒も心機一転したのか、落ち着きを取戻し笑顔も見られるようになりました。

 

学校を辞めた後は、完全な在宅型の通信制だったら家にひきこもってしまうので、週に2回くらいは通える通学型の通信制の学校に通い始めます。

 

 

 

2年後

 

 

彼女は無事大学受験に合格しました。

 

通信の学校で積極的に課外活動に参加したり、レポートを提出することで、自分がやりたいことのできる大学にAO推薦で合格したのです。

 

大学名は書くことはできませんが、学校を辞めずに元の高校にいてもほぼ合格しえないであろうレベルの大学です。

 

その生徒は学校を辞めるときには、塾を辞めていたのですが、わざわざ報告の電話をかけてくれたのです!

 

学校を辞めるということに不安を抱く保護者は多いのですが

結局は辞めた後本人がどのように振る舞えるかが重要だと思った一つの出来事です。

 

 

この生徒は

劣等感を抱きつつも、決して卑屈にならず、自身を否定することなく前を見て歩いていけたこと

やりたいことは徹底的にやり抜ける忍耐力を持っていたこと

何よりも前向きであったこと

が結果的にプラスにはたらきました。

 

そして、保護者が子どもの意見を最大限に尊重してくれた

 

 

諦めなければどうにでもなります。

大変な状況に陥っていても、諦めさえしなければ状況は一転します。

そのための手段としての学校退学であれば、それはそれで一つのやり方です。

 

今の学校に固執し続けても、成績は伸びない。

結果は、ただ「卒業認定」が取れるだけ。

そうなるのであれば、思い切って子どもが自分らしさを探せる学校に通い直す方がいいのかもしれません。

 

簡単に決められることではありませんが

学校を辞めても暗い未来だけではないよ、という一例でした。

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