立命館衣笠CPの入試特徴を探ってみた

September 5, 2018

立命館衣笠キャンパスには法学部・産業社会学部・国際関係学部・文学部・映像学部の5学部があります。

1.アクセス

2.合格最低得点率からみた学部の特徴

3.入試の特徴と分析

4.立命館大学の各学部の特色と就職先

1.アクセス

JR京都駅からバスで40分、阪急西院駅からバスで15分、バスを降りると大きなキャンパスが見えます。近くには龍安寺・仁和寺があり、繁華街である烏丸からは北西に10㎞くらい離れた場所に位置しています。京都の中心街からも近くて便利な場所にありますが、地下鉄が遠く、渋滞に巻き込まれやすいバスがメインの通学手段なので、時間帯や季節によっては通学時間を長いめに見込む必要が出てきます。

 

 

2.合格最低得点率から見た学部の特徴

学部間の得点率は、国際関係学部が最も高く、次に文学部日本史研究学が続きます。国際関係学は海外の大学の卒業資格ももらえる、日本にいながら英語で授業を受講できるなど他大学にはない立命館大学の強みがあります。また、日本史研究学は考古学が学べる学部としては希少ですのでその影響も大きいと考えられます。
センター試験のみの入試を利用する場合は、3教科受験ではおよそ80%、7教科受験では75%の得点率が必要となります。
 

3.入試の特徴と分析

■一般入試【前期】・センター併用方式

 

《全学統一方式》英語の配点が少し高いので英語の苦手な方は個別方式での受験を!

文学部の国際文化学域とコミュニケーション学域、国際関係学部は特に英語の配点が高いです。文系学部は英語と国語が必須で、残りは政治経済or地歴or数学(ⅠA・ⅡB)の中から1教科を選択します。

文学部は漢文の独立問題が出題されますが、現代文1題と選択できます。法学部・産業社会学部・文学部・映像学部は英語の配点が120点、文学部の国際文化学域とコミュニケーション学域、国際関係学部は英語の配点が150点です。

 

《学部個別配点方式》英語が苦手で社会や数学が得意な人は産業社会学部、文学部、映像学部の受験を、国語が得意な人は文学部の受験を!

文系学部と映像学部(文系型)は英語と国語が必須で、残りは政治経済or地歴or数学(ⅠA・ⅡB)の中から1教科を選択します。

法学部は英語と国語の配点が150点、産業社会学部は選択科目の配点が200点、映像学部は選択科目の配点が150点、国際関係学部は傾斜配点はありませんがIR方式(英語資格試験利用型)という英語のみの入試でも受験できます。

文学部は人間研究学域・日本文学研究学域・東アジア研究学域は国語の配点が200点、日本史研究学域・国際文化学域・地域研究学域は選択科目の配点が200点、コミュニケーション学域は英語の配点が200点です。国語は漢文の独立問題が出題されていますが、現代文1題と選択です。

映像学部の理系型は英語と数学が必須で数学の範囲は数学Ⅲまでになります。残りは物理・化学・生物の中から1科目を選択します。配点は英語と数学の配点が150点です。

《センター試験併用方式》

センター試験の国語の点数が良かった人は法学部を、国際関係学部は立命館独自試験の英語の配点が他教科の1.5倍です。合格最低得点率は8割近くなので高いめです。

 

英語と国語(現代文のみ)は必須で、立命館独自の試験を受験する必要があります。

映像学部以外はセンター試験の得点は政治経済or地歴or数学(ⅠA・ⅡB)中から高得点の科目1教科を選択します。映像学部は理科(基礎×2)の選択も可能です。

 

法学部はセンター試験の国語の得点とセンター選択科目1科目の計4科目が必要で、得点傾斜配点はありません。

産業社会学部(産業社会学部は1回の受験で2つの専攻を併願することができます)と映像学部は3科目を受験し、得点傾斜はありません。

国際関係学部は英語(個別試験)の配点が150点になります。

文学部も法学部と同じようにセンター試験の国語の得点とセンター選択科目1科目の計4科目が必要ですが、英語の配点が100点、国語の配点が70点、センター国語の配点が30点、選択科目の配点が100点と法学部と得点換算率が変わります。

■一般入試【後期】

全学部共通で、英語120点・国語100点(現代文のみ)の計220点満点で、試験時間は各80分です。

 

出願料は1出願35,000円、2学科併願制の2併願目は+10,000円です。

 

 

4.立命館大学の各学部の特色と就職先

【法学部】

キャリアプランに合わせて現代の法や政治が学べるようになっています。2年次に①法政展開か②特修のどちらに進むかを選択します。特修はさらに司法特修と公務行政特修に分かれます。

「法政展開」は現代社会の幅広いテーマに合わせ6つの専門領域(国際法・ビジネス・人権・政治・歴史・生活など)を系統的に学修できます。「司法特修」は法科大学院に進学する学生を対象とし、早い段階から高レベルにまで踏み込んだ知識を修得します。「公務行政特修」は将来、公務員を希望する学生が主な対象で、公務員試験合格に向けての基礎的な実力を養成できる講座が受講できます。専攻により就職先も分かれ、公務員の就職率は17.8%と全学部の中で最も高いです。

【産業社会学部】

現代社会専攻、メディア社会専攻、スポーツ社会専攻、子ども社会専攻、人間福祉専攻の5つの専攻を、専攻の壁を超え多彩なテーマとして学ぶことができます。主な研究テーマは、経済学、教育学、福祉(年金・障害・NPOなど)、メディア、スポーツが中心となっています。(大学案内p25に詳しく紹介されています)子ども社会専攻以外の学科では、中学・高校の社会・保健体育の教諭一種、特別試験学校教諭一種の資格が取得でき、子ども社会専攻では小学校教諭一種の教員免許をが取得できます。就職先は業種間での偏りはあまり見られず、一般企業が多くなります。教員を選ぶ人は全体の3.0%と割合は低くなります。

【国際関係学部】

2018年度4月に「アメリカン大学・立命館大学国際連携学科」をアメリカン大学と立命館大学が共同で開設しました。京都とワシントンでそれぞれ2年ずつ学び、両大学連名の共同学位が取得できます。このような制度は学士課程レベルでは日本初となる新しい試みです。また、主として日本語で学ぶ国際関係学専攻と主として英語で学ぶグローバル・スタディーズ専攻の2つを設けていて、多くの科目で、同じ内容の講義を日本と英語の両言語で開講しています。グローバル・スタディーズ専攻で授業を受ければ日本にいながら英語圏と同様の環境で4年間を過ごせます。就職先はサービス業の割合が多いですが、国際的な機関やメーカーなど国際業務セクションに多く採用されています。

【文学部】

文学部とひとくくりにしても、専攻により学ぶ内容が大きく異なります。

哲学・倫理学専攻、日本文学専攻、日本文化情報学専攻、日本史学専攻はまさに文学部ならではの学部です。哲学を専門に学べる学部は他学部にはありませんし、日本史学は色々な学部で学べますが、昔の文献を読んだり、絵画などの文化・芸術を分析しながら学ぶのは文学部ならではの特徴です。

教育人間学専攻では心理学を交えながら教育学が学べ、考古学・文化遺産専攻は数が少ない希少な学科で、学芸員課程の授業とも関連したカリキュラムとなっているのも魅力の一つです。

東アジアや西洋史学など海外の歴史や文化と向き合いながら、グローバルな課題解決能力を身につける東アジア研究学域や国際文化学域や地域に密着しながら地理学、観光学、京都学を学べる地域研究学域もあります。

コミュニケーション学域では、実践的な英語力を高めるために専攻独自の英語科目を設定し、4年間を通して高度な語学力を養えます。

さすが、マンモス校の文学部。学べる範囲がかなり広いです。就職先はサービス業の割合が多くなりますが、進学率も比較的高めです。進学する人も多いので「文学部は就職しづらい」と言われるのでしょうか。

【映像学部】

①映画芸術ゾーン ②ゲーム・エンターテイメントゾーン ③クリエイティブゾーン ④映画マネジメントゾーン ⑤社会映像ゾーンの5つの学びゾーンがあります。3回生から各自のキャリアデザインをふまえての映像に関わる知識と技術を高めます。卒業研究テーマも流行のVRを利用したものからCG、ゲーム、実写映画など多岐に渡ります。就職先はマスコミとサービス業の割合が多いです。

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